コスタリカ最終日


二週間はとっても早く過ぎて行った。もうすぐ本当に良くしてくれたこの家族ともお別れだ。今日は長いコスタリカでの最終日だった。

朝一番でメールを開けると高校の同級生だったymstさんから届いていてびっくり。超嬉しかった。The Boomのファンとしてつながっていたuruさんやkndさんの事も思い出し懐かしかった。すぐに聴いてみたくなり、選んだ歌は「不思議なパワー」。ちょっと疲れていた僕にエネルギーを与えてくれた気持ちの良い朝のスタートだった。

午前中はダンススタジオに行き、ステージコンバットやフィジカルコメディーの演技のビデオ撮影をした。テアトロ・アビヤヤーラがこれからも使えるように記録に残しておきたいと言う意図だった。オスカーもパートナーとして手伝ってくれて2時間程で終了。

一度家に戻り、幼稚園から帰って来たばっかりのセーリアちゃんと一緒にランチ。この娘は本当に可愛いいのでメロメロ。荷物を整理しながら英語も堪能なセーリアちゃんと楽しい会話をした。なんだか充実した一時だった。


銀行に行き稼いたコロンのお金をドルに両替してから、バスでサンノゼへ。歩き回り最後のお土産の買い物をした。原住民のマスクを売っていたお店があったが、ただでさえ荷物が多いので欲しいのをあきらめた。そこのお店はフェアトレードを原住民としているらしく、確かに他のお店にはないユニークなアート商品が販売されていた。奇麗な青いヒスイを一個買ってしまった。そして、美味しいコーヒーと行き着けになったベーカリーのクッキーを食べながら民主広場で本を読みながらお迎えを待った。

今夜のワークショップは演劇の人達では無く、一般的に言われる「オタク」集団を相手だった。趣味としてアニメの衣装などを着たりする人達で、子供から大人までの12人。僕のワークショップに興味があるのはいいけど、ほとんど演技の技術が無い人達ばかり。会場は狭いジムの二階。ストレッチをしながら、この人達を相手にするプランを考える。そして、以外にも恥ずかしがらずに色々とやってくれて順調に進んで行った。最後は短いシーンもやってもらって、無事に終わった。楽しんでくれたみたいで、僕の方もこう言う人達に教えるのは初めての経験で面白かった。とても貴重な体験だったと思う。一人10歳ぐらいの子供がいて、年齢にしては上手いので才能があるなあと思ってみていた。それに大人の間に一人で混じって平気なこの子に感心した。


ブリトーを食べにメキシカン料理に連れて行ってもらって、家に帰ってきたら10時だった。明日は朝早いが、日記を忘れる前に書いているコスタリカの最後の夜だった。

明日からはまた、新たなアドベンチャーが始まる!

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