コスタリカ到着

寝不足と二日酔いと胸がぽっかり空いたままでM子先生の家を出発する。こんな状態で全く知らない土地や人達の中で演劇を教えることができるだろうか。飛行機の中では暴睡、考え事、本を読むのを繰り返しながらすぐに5時間が経ちコスタリカへ着いてしまった。入国審査や税関も簡単に終わり、コロンと言うお金に両替する。コスタリカの最初の印象はちょっと汚い古い都会。運転がみんな荒かった。貧しい感じがある首都サンノゼは、みんなが競争しているような雰囲気だった。それと緑が多い。


タクシーに乗って知り合いのロクサナさんとデービットさんの家に向う。デービットさんが家のゲートのところで迎えて待っていた。窃盗などが多いこの国ではどこの家にもゲートと高い柵がある。外は雨期なので大雨。こじんまりとした古民家は可愛かった。窓を空けているので雨の音が激しいが、それもコスタリカの感じだった。生活がシンプルだと言う事がすぐにわかる。しばらくしたらロクサナさんと5歳のシーリアちゃんがピアノのレッスンから帰ってきた。シーリアちゃんはJICAのカレンダーにでも出てきそうだ。


とってもシンプルな食事にちょっとびっくりした。パスタをゆでてペストとチーズをかけただけのものが夕食だった。昨夜の寝不足と旅の疲れが一気に食事の後にせまってきて、ついついソファーで仮眠してしまう。僕が泊まるとこになっていた家のリリアナさんを待ち、やっと10時ぐらいにゲストルームに着いた。

2週間の冒険が始まってしまった。

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