元気の良い大学生達

残すも2日間になったコスタリカ。今日も張り切って国立コスタリカ大学の学生を相手にワークショップを2つ教えた。大学生は元気がやっぱり良い。様々な年齢を教えたことがあるが、大学生が一番やりやすい。大学生を相手にする時は僕は可笑しくやる。だが、通訳を使っての冗談は伝わるのに時間がかかることを知った。タイミングがずれるとあんまりジョークも面白く無いものだ。
午前中はフィジカルコメディー。倒れたり転んだりする模範演技を続けているので、さすがに体が痛い。2時間教えるだけでも、結構良い運動になるものだ。狭い会場で18人を相手にし、スペースを配慮して教えていたら時間が足りなくなってしまった。20分オーバーで終了。なかなかの出来で最後のシーンは面白かった。この国の学生のクリエィティブな事に関心した。15分の間に色々考えてすぐにシーンを作ってくれた。創造力に出会えるのが演劇を教えていて一番大好きな事だ。


午後のワークショップもとることになっていた学生達とランチをして、美味しいアイスクリームも食べに連れてってもらった。大学の近くで人気がある場所らしかった。人懐っこい学生達は可愛かった。そして、コスタリカ大学のキャンパスを歩いて午後のワークショップ会場へ。キャンパスの雰囲気はしっくりくる。

ステージコンバットを15人を相手に教えた。奇数だったので、僕も一人のパートナーにならなくてはならなかった。この10日間教えて来て、初めての奇数。今までが運が良かったのだろう。でも、全然問題なしで、最後のシーンはあまり練習時間をあげられなかったが無事に終了。僕もパートナーの女の子と一緒にシーンをやった。いくら小さいパフォーマンスでもついつい張り切ってしまった。


ロクサナさんはこの大学で教えていて、演出の授業を見学させてもらった。スペイン語でまたわからなかったが、演劇のアプローチのスタイルが変わったものが多いなと思った。言葉が解らなくても、上手い役者は体を見るだけで判断できるのものだと思った。演技は体からと言う僕の偏見かも知れないが...

明日はコスタリカ最終日。楽しい日々は本当にあっという間に過ぎて行くものだ。

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