蒸し暑いプンタレナス
 サンノゼのバス停からプンタレナス行きのバスに乗った。エアコンも付いていないので窓を空ける。汗ばむ中の風が心地よかった。田舎の方へ向い、やっと奇麗なコスタリカの自然を見る事ができた。とにかく森林が茂っている。
サンノゼのバス停からプンタレナス行きのバスに乗った。エアコンも付いていないので窓を空ける。汗ばむ中の風が心地よかった。田舎の方へ向い、やっと奇麗なコスタリカの自然を見る事ができた。とにかく森林が茂っている。バスの中でカトッリクの唱えを話している人が居たのも宗教的な人々が多いコスタリカの国柄だろう。国全体の85%がカトリックらしい。2時間ぐらいでプンタレナスのバス停に付いた。電話をしてペドローさんに迎えに来てもらった。魚のフライの食事をして、すぐにワークショップの会場へ。文化センターみたいなところでのステージの上でやることになった。
色んな歳の人達が集まっていて、ちょっと動揺した。子供と大人が混ざるとどう言う感じになるのか想像も出来ない。反応を感じとりながら内容を変えて行く。今日は、ぱっとひらめいた新しいやり方をその場で発見して実行してみた。それをやってみてどう反応するかはギャンブルだが、とても面白い瞬間だ。蒸し暑くていっぱい汗をかいてもらった。
 ニコヤ湾に面しているティオガホテルにチェックインをした。期待はしなかったが、とても質素なホテルだった。ビーチを散歩した。海の前ではなんだか素直になれる。平日の晴れて蒸し暑い昼間には人が少なかった。再び考え事をするが、それもいいかと思えた。ホテルに帰りバルコニーでビールを飲みながら「オリガ」を今朝読み終わったので、次の「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」を読みふける。ちょっと宗教的すぎるのがコスタリカに似合っていると思った。「人生には最後まで戦うだけの価値があるものがいくつかある」と言う言葉がやけに心に響いた。本に出てくる内容と自分に今いる状況をついつい照らし合わせて何でも考えてしまう。
ニコヤ湾に面しているティオガホテルにチェックインをした。期待はしなかったが、とても質素なホテルだった。ビーチを散歩した。海の前ではなんだか素直になれる。平日の晴れて蒸し暑い昼間には人が少なかった。再び考え事をするが、それもいいかと思えた。ホテルに帰りバルコニーでビールを飲みながら「オリガ」を今朝読み終わったので、次の「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」を読みふける。ちょっと宗教的すぎるのがコスタリカに似合っていると思った。「人生には最後まで戦うだけの価値があるものがいくつかある」と言う言葉がやけに心に響いた。本に出てくる内容と自分に今いる状況をついつい照らし合わせて何でも考えてしまう。
ワークショップに参加していたフランシーンさんと夕食を食べながら、彼女がコスタリカと言う国と自分の住んでいる町がとても好きだと言っていたのにちょっと羨ましく感じてしまった。僕は今まで日本や佐賀が嫌いなわけでは無かった。これから帰っていくのだから、もちろん好きなのだろう。でも、彼女みたいに海外にも出た事が無くてずっと地元の地域に居ると言うのは自分には出来なかった。世界を見てみたかった。違う環境で生きてみたかった。
コスタリカに来ていることで、僕の今の心境がどれだけ救われているだろうか。これもきっと何らかの理由があり、僕がコントロール出来ないものなのかも知れないと思った。
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