指摘

ある時、ある人に「地球市民の会」がミャンマーを支援している事についてどう思うか訊かれたことがある。これはサイクロンが起きる前の話しだ。その時、僕はこれから道場に帰ることを決めていたにしても、「地球市民の会」の仕事をすることは無いと思っていて、そんな僕は馬鹿で大した意見も持っていなかった。この事でその人は僕の人格を疑ったであろう。眼中にもなかったことをもろに指摘されて、打ちのめされた感じだ。ちなみに「地球市民の会」「古賀英語道場」「夢の学校をつくる会」「古賀空手道場」は同じ場所にあり、お互いに助け合うことが多い。そんな現実も把握してなかった僕であり、呆れられるのも仕方がなかっただろう。

すでに道場に帰ってきてから「地球市民の会」の仕事を何度も手伝っている。少しずつではあるが、ミャンマーの支援の事も理解をしてきた。明日からは韓国から大学生がホームステイをしにくる国内事業もあり、手伝っているしホストファミリーにもなる。来週からは「夢の学校」の夏タマテバコのキャンプにスタッフとして全日程で参加することになっていて、準備が忙しくなってきた。「いのちのまつり」の公演も近づいてきている。

僕には古賀先生みたいにかっこいい事を言えたり書いたりすることは出来ない。古賀先生はこの全四団体で、それぞれが持っているものの大切さを唱えてきた。僕の役目はまだ唱えることではなく、何らかの形で全団体に関わり仕事をすることなのだと思う。

今日の劇団の稽古でもまたまた日本語が下手なのを自覚させられ、これは僕が英語で演劇を志した時のように発音や発声の猛特訓を重ねなければならないと思った。週2回練習するだけでは足りない。もっと練習して、本も沢山よんで、漢字も勉強して、本当に奇麗で中身のある日本語が話せるようになりたい。

指摘されて気付いて、色んな欠点を克服していかなければならないのだろう。その点では劇団も空手も太鼓もサッカーも一緒で、それぞれで直して訓練しないといけないものがあり過ぎるくらいにある。沢山の事をいくらでも時間さえあれば学べる人間って凄いと思う。

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