THE DISAPPEARED CHILDREN OF EL SALVADOR
大学で働いて一番良い事の一つは、様々なレクチャーがあることだ。僕も3月の初旬にやったように、結構頻繁なスケジュールで色んな学部の教授達がそれぞれの分野の内容でレクチャーをしている。興味のあるレクチャーはなるべく行くようにしていて、無料で話が聞けるのは楽しいものだ。
今回は、社会福祉学部のマックアンドリューズ教授の「THE DISAPPEARED CHILDREN OF EL SALVADOR」というタイトルのレクチャーだった。1980年代のエル・サルバトル内戦中に沢山の小さい村の子供達が誘拐され、お金を得る目的でアメリカなどに売られていった。765件が報告されていて、そのうちの310件は本当の家族と再会を果たしている。「Pro-Busqueda」と言うNGO団体によって今まで沢山のケースが解決されて来た。
セーラム州立大学の社会福祉学部4年生のスーザンさんは昔から自分が姉妹の少し容姿が違うことを前から気付いていた。自分が養子で貰われて来た事、エル・サルバドル出身である事が発覚してから、自分の生みの親と家族を探す事にする。そして、移民弁護士でもあるマックアンドリューズ教授と「Pro-Busqueda」の助けにより、2006年にエル・サルバドルを訪問し本当の家族との再会を果たしたのだ。誘拐されたのは1歳と2ヶ月の時で24年後の再会だ。レクチャーにはスーザンさんも来ていて、心の温まる話しをしてくれた。
戦争は終わっても、巻き込まれた人々への傷は何年かかってもなかなか癒される事が出来ないと熱く語るマックアンドリューズ教授によると、エル・サルバトル国自体が今でも積極的に対処をしていない状態だそうだ。
一昔前によくテレビのニュースで見た残留孤児の事を思い出した。スケールの大きさに限らず、戦争はずっと何らかの形で影響を残して行くのだろう。今のイラク戦争も。
Pro-Busquedaのウェブサイトはこちらから
http://www.probusqueda.org/
この関係の話しのブログのリンクです。興味がある人はどうぞ...
http://www.anasmiracle.com/
今回は、社会福祉学部のマックアンドリューズ教授の「THE DISAPPEARED CHILDREN OF EL SALVADOR」というタイトルのレクチャーだった。1980年代のエル・サルバトル内戦中に沢山の小さい村の子供達が誘拐され、お金を得る目的でアメリカなどに売られていった。765件が報告されていて、そのうちの310件は本当の家族と再会を果たしている。「Pro-Busqueda」と言うNGO団体によって今まで沢山のケースが解決されて来た。
セーラム州立大学の社会福祉学部4年生のスーザンさんは昔から自分が姉妹の少し容姿が違うことを前から気付いていた。自分が養子で貰われて来た事、エル・サルバドル出身である事が発覚してから、自分の生みの親と家族を探す事にする。そして、移民弁護士でもあるマックアンドリューズ教授と「Pro-Busqueda」の助けにより、2006年にエル・サルバドルを訪問し本当の家族との再会を果たしたのだ。誘拐されたのは1歳と2ヶ月の時で24年後の再会だ。レクチャーにはスーザンさんも来ていて、心の温まる話しをしてくれた。
戦争は終わっても、巻き込まれた人々への傷は何年かかってもなかなか癒される事が出来ないと熱く語るマックアンドリューズ教授によると、エル・サルバトル国自体が今でも積極的に対処をしていない状態だそうだ。
一昔前によくテレビのニュースで見た残留孤児の事を思い出した。スケールの大きさに限らず、戦争はずっと何らかの形で影響を残して行くのだろう。今のイラク戦争も。
Pro-Busquedaのウェブサイトはこちらから
http://www.probusqueda.org/
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