Easter Sunday

古賀先生の初七日はイースターの日だった。イースターはイエス・キリストが蘇った日だ。古賀先生ももしからしたら...くだらない事を考えてしまう。今週末もいっぱい泣いたが、やっと前向きに進んでいけそうな自分に気付く。

イースターは家族が集まって夕食を食べる日だ。僕も同僚の家族のとても素敵な家へ招待された。1歳の女の子から70代のお爺ちゃんまでの13人が集まり、楽しいゆっくりした時間を過ごした。メインディッシュは大きなハム。ポールさんが軽やかな手つきで切ってくれた。

とにかく1歳のリースちゃんは可愛かった。子供が欲しいと言うより、その周りに作られた家族の温かさに胸を打たれた。家族という幸せが身にしみた。

食事の後にサンセットを見に行く。海岸沿いに歩いて行き、風で肌寒かったが、快晴の空の中太陽が沈んでいくのはとても美しく、しばらくぶりの綺麗なサンセットを満喫する。ふと古賀先生のことが頭をよぎる。悲しい思いでは無かった。自然に受け入れる自分が居た。そう言えば、古賀先生が亡くなってから、太陽や風や海に会いに行くのを忘れていたっけ...
自分勝手な想像だが、イースターのサンセットはしばらく感じていなかった元気を僕にくれた。やっと前向きに進んでいけると思った。自信が出てきた。

素敵な家に戻り、暖炉の前で暖まりながらとても甘いケーキとコーヒーで落ち着く。そんな時もやはり主役はリースちゃんだった。そんな温かい家も後にし、車で二時間の帰路についた。

コメント

匿名 さんのコメント…
ええなぁ~、楽しそーなEasterで~!!アメリカ生活の記念になる、いい日になったね。
うちはご存知の通り、お子様の肺炎で涙のEasterでしたわ(うるうる)。

今日は長電話になってしまって申し訳なかったね~。相談に乗るつもりが、乗ってもらってしまいました。私は今日も、ボーっと、大将のことを考えてしまいまひた。これ以上老けてどーするんだろね(苦笑)。

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