2008年3月

とにかく色んな事が起きた3月だった。

今思ったら、あの時こう言えばとかこうすれば良かったとか、その瞬間には思いつかなかった事も出来たのにとか、後悔している。素直な気持ちや思いやりがあっても、良い形で現れなかったりした。言葉には計り知れない力があって、その瞬間に言えなかったら機会は過ぎて行くし、上手く言えなかったら勘違いされる。黙っている時は誤解もされる。

そんな自分でもそれは自分だったのだから、取り戻すことは出来ない。やり直せない。運命だと言ってしまえば良いのかも知れないが、良く無い方向へ進んだ事を運命とは思いたく無いのが人間だ。それを運命と受け入れて、『夢を旅した少年』のように次の兆しを待ち、進んで行けたら自分が成長できるのだろう。どこかに辿り着けるのだろう。

悩んだり、辛い日が続いたりしても、日々の喜びを精一杯抱きしめて生きて行かなくてはならない。自分が死ぬかも知れないという経験をしていないから、命の尊さは他人から感じた物でしかない。死ぬかも知れない時では遅すぎるから、日々のささやかな幸せに感謝していたい。どんな時も。

当たり前のような事を僕に教えてくれた3月だった。

コメント

人気の投稿