また古賀先生について

古賀先生の思い出なんて、あり過ぎて、選べない。僕にとって5歳の時から居た二人目のお父さんみたいな存在だったから。教えられて、励まされて、叱られて、拳骨されて、育てられた。怖かったり、優しかったりした先生はいつも道場に居た。

泣いても泣き足りない時が過ぎていって、やっと寂しくても悲しくても古賀先生は上で見ているだけでいいと思えるようになった。古賀先生が僕の心の中にいつもこれからもっと存在感を増して生きて行くから、一緒に生きて行くから、古賀先生にはわざわざ会いに行く必要が無くなっただけだ。

古賀先生が亡くなるかも知れないと知ったこの3ヶ月、自分の人生を振り返ってみて、これで良いのかと言う疑問を持たせてくれた。色んな面で悩んだ。亡くなってしまったのは辛い事だが、僕が人生を変える道を開いてくれた。有り難うなんて言えない。いくら心の底から感謝しても、言葉だけでは表現できない。これからの僕の行動を上から見てもらうだけだ。

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