最近ハマってるもの...テレビドラマでーす

NHKドラマ「コンカツ・リカツ」が非常に面白い。現在とってもホットなトピックであるアラフォー世代の婚活や離活を描いたテレビドラマだ。

「結婚は44秒に一組。離婚は2分4秒に一組。4人に1人が未婚のまま生涯を終えるであろうと言われている。」と言うナレーションで始まったこのドラマにすぐに釘付けになってしまった。面白い現代語の説明が連発されるし、日本らしいテーマにくすぐられる。

確かに「バリキャリ」も増えたし、「おひとりさま」のアラフォー女性も多くなった。それでいいんじゃないのかと思うのだが、そんなことが異変のように日本社会では取り上げられるようだ。「キャリモテ」と言うのは「経済不安から働く女性(キャリア)がいまどきの男子にモテている現象」だそうだが、男性も女性にも限らず良い仕事をするのって普通なのではないだろうかと思ってしまう。

また、恋愛や結婚に関して積極性が無い男も増えたのか「受け身王子」でも「草食系男子」と言う言葉までもある。だが、世の中にはイケメンじゃない人の方がきっと多いし、「オットセイ型社会」の中でブサイク男子は自分で機会を作るしかないのは今も昔も変わらない気がする。

子供を持たない未婚女性の「負け犬」と呼ぶのも疑問に思う。なぜ結婚しないと「負け」で「立場が弱い」存在なのか。結婚・子育てこそ女の幸せとする日本の伝統的な価値観を変えるのは難しいのであろう。

結婚や離婚を真剣に悩んでる人にとって、このドラマは逆効果なので見ない方がいいと思ってしまう。結婚しないと言うことが責め立てられているように聞こえてくるからだ。娘や息子の結婚で悩んでいる親たちにとっては、ますます焦らせてしまうと思う。かと言って「アラフォーで結婚するのは難しい」と言う厳しい現実を和らげるような事をしないドラマだ。

しかし本当に最近「婚活」という言葉をどこでも聞いたり目にしたりするようになったものだ。

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