再びアメリカへ...LA1日目

昨年6月30日にニューヨークのJFKから成田に帰国した。あれから9ヶ月。日本に住んでからこんなに早くアメリカへ戻って来れるとは思っていなかった。LAに一週間の出張。古賀英語道場が何をやるのと思われるかも知れないが、新事業としてホームステイプログラムを企画中である。

4月1日からぐーんと旅費が下がり、今回は福岡ー成田ーロスの往復がANAでなんと8万2千円。安っ!やっと燃油サーチャージが下がってくれたのである。景気が悪いし、決してお金持ちではない弊社にとってはとても助かります。

久しぶりの空の旅は快適。やはり国際便はANAが一番ですね。777ではエコノミークラスでも自分のスクリーンとリモコンで好きな時に洋画と邦画のプログラムを見ることができるし、ゲームもできるのだ。機内食もまずくはないし、CAは美人で接客がとても丁寧だし、10時間以上の空路でも飽きることはないのだ。映画の種類が多過ぎて(贅沢でしょ?)悩んだ末に見た映画の中で最も印象に残ったのは「Slumdog Millionaire」である。インドのスラム街での生き様が描写されていて、可哀想とも思いながら必死で生きて行く方法を探しているのに希望があったりした。最近は映画もろくに見る暇がなくて、とても充実した時間を過ごさせてもらった。

ビザ無しの訪問者としての入国もあっさり問題なく終わり、特に待つ事もなく荷物がでてきてアメリカに足を踏み入れた。空気が違う。匂いが違う。外に出てみると空はとても広い。様々な人種のアクセントの英語が飛び交う。燃費の悪いとってもでかい車や古い車や排気が悪そうな車も走っている。全てに関してサイズがでかい。

迎えに来てくださった南カリフォルニア佐賀県人会の中西さんには71歳とは見えないとっても元気なおじいちゃんだった。庭師を今でも現役でやっているそうで、「元気だけがとりえ」と言っていた。空港からまっすぐに関係してくれる日本人の人達に会いに連れていってもらった。ロスの辺りは交通量と渋滞が半端ではなく、5レーンもあるフリーウェイが車でぎっしり詰まる光景を見て、再びこれがアメリカなのだと感じさせられた。途中でマックでランチ。ビックマックを食べる日本人の71歳のおじいちゃんの姿も珍しい光景なのではないだろうか。

仏教のお坊さんやビジネスマンや学校関係者に会いに行き、やはり時差ボケで車の中では暴睡してしまい、ぐったりとして中西さんの家に辿り着いたのは夜だった。少しだけ日本に電話報告してからすぐに眠りにはいり、濃密な一日目は終わった。4月1日の昼に日本を出て、4月1日の昼にLAに着いたのでとても長い一日だった。

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