In the midst of jogging
晴れた良い日にセーラムの町中でジョギングをする。灯台の見える小高い丘を発見した。僕はどの町に行ってもジョギングをしている。冬で寒く無いかぎりは必ずやっている。知らない町や道でジョギングをして開拓するのはとても楽しい。迷わない程度に思いのままに走ったらどこかに辿り着く。運命に任せたコースを走ると新しい発見が必ず待っている。方向音痴では無い事に感謝しなくてはならない。もしそうでなければ、こんなに面白い事は出来ない。知っている町でも知らないルートを探し出す。冒険しだしたらきりがない。目で見えるものは当然だが、聞こえるものや匂いの発見もある。肌で触れる風や気候も日々によって違う。新しい発見があっても何の得にもならない事の方が多い。自己満足でその瞬間にその場所の一部になれたような気がするだけで、きっとそんな事も事実では無いのだろう。それでも、「何か」が待っているように思える事がモチベーションになる。
この面白さは学生を相手にしている時に彼らが何を出してくるか予測も出来ない事、即興をしているときに自分の口から出て来た事ややった事にびっくりさせられる事などに似ていると思った。
いくら些細な事でも新しい発見を常に探しているのは人間らしいのか動物らしいのだろうか...答えは出ないし出す意味もきっと無いだろう。
ジョギングをしていると色んな事を考えてしまう。
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