TMCの稽古を見てて感じたこと
TMCとはTaku Musical Companyの略である。昨年立ち上げ、今年で2年目を迎えて第2回公演「いのちのおはなし」を3月に予定している。スタッフのメンバーも昨年と同じ。保護者会が今年は立ち上がり、サポート体制がしっかりしてきた。2年目の子どもたちは成長が見られ、1年目の子どもたちも、それに引っ張られている。
5月ぐらいから、ずっともがいていたが、やっと台本を書き上げて、キャストを決めることができた。曲も残り数曲で完成する。これから少しづつ形をつけていき、公演にのぞむことになる。これから3月までは、ほぼ毎週のように土日は稽古になる。
4月から基本練習などで活動をスタートし、6月にはチャリティーイベントでのミニ公演、11月には地元のお祭りに参加、12月には中間発表公演、そして、3月に本公演となる。一年間じっくりと時間をかけて作り上げていくことで、きっと達成感や感動を関わる人達に与えてくれることになるに違いない。
この芸術の可能性は本当に計り知れない。演劇に出会った19歳の時、人生を本気でかけていいものに出会ったと思ったことを思い出す。それからこの道を歩み始めて一度たりとも辞めることなく続けている。今となっては趣味も仕事の域を超える、僕の存在価値・意義とさえも言える。
そして、最近、色んなことが繋がり始めている。演劇が日本の未来を変える可能性さえある人材育成のツールになると感じている。まだ、何が起きるとはっきり言えるわけではないが、これから演劇をキーワードにして、何か大きいことが起きるような気がしている。何かわかんないけど、幸福度が低いと言われている日本の子どもたちを少しでも救えるような気がする。
そう、僕に夢を与えてくれたように…。
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