演劇の力に生かされる最近
北九州での地域創造リージョナルシアタープログラムから帰ってきてから、休む暇も無く迎えたのは佐賀大学で学校の先生達を対象にした10年研修の講師。5時間の演劇ワークショップを実施した。参加者は少なかったが、先日行った集中講義で欠席しなくてはならなかった生徒数名にも補習授業として参加していただき、また佐賀大学の演劇部員にアシスタントをしてもらい楽しい充実した時間になった。
夜は9回シリーズで行われる公開講座の第一回目があり、集まってくれたのは様々な年齢層(高校生、大学生、一般)の10名と一緒に、これまた楽しくできた。笑顔と笑いがいっぱいだった。とある演劇の知り合いが「演劇は出会い」と言っている。今日はそのことを本当に実感した日だった。
僕がそもそも演劇を何で17年も続けているかというと、演劇をやって自分らしく表現をしている、そんな素敵に輝いている姿を見るのが好きだからだ。そして、毎回ワークショップや講座をやる度に、それに出会える僕はなんて幸せなのだろうと我ながら思ってしまう。もちろん、毎回パーフェクトに全員が満足して喜んでいただけるとは限らない。でも、僕がやることを楽しんでくれる人達が少しでもいるから、今まで続けてこれたし、これからも続けていきたいと思うのであろう。
そして、迎えた木曜日は文化講演会とワークショップのダブルヘッダー。
午前中の部は、相知町で幼稚園の年長さん73名を相手に劇遊びをしてきた。子どもが楽しそうに輝く姿が本当に素敵だった。また「ヤギさんと一緒に遊びたい」と子ども達が言ってくれたのがとても嬉しかった。
夜の部は、一般の方を対象に厳木町で「人と地域を生かせる演劇の力」という題目での文化講演会講演会をやってきた。お忙しい中、町民の方々にお越しいただいた。つたない話しだったかも知れないが、最後にはプチワークショップをして笑顔で帰ってもらった。今回の企画を提案してくれた厳木町文化連盟・相知町文化連盟の皆様に感謝である。
911「魂心」、佐賀大学集中講義、SDS「見果てぬ夢」、地域創造リージョナルシアタープログラム、10年研、相知・厳木文化講演会・ワークショップなどを通じて、演劇の力や必要性を伝えることを実施した本当に充実したここ最近でした。
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