Happy Halloween!!

僕が以前勤めていた大学があったSalemという小さい町では、魔女の歴史がある町として有名であり、魔女博物館なんかもあったりする。お化けもいるのかも知れないが、そんな訳で、ハロウィーンの日には沢山のコスチュームをまとった人々が町を訪れて、大変賑やかになる。

そんなことを思い出す。たった3年前にはあの場所に居たと考えると、遠い昔のように今では感じてしまう。僕はきっと一生、あの町にあのまま残っていたらどうなったのだろうと考えると思う。それは夢の仕事を得た場所として永遠に頭から抜けないと思う。過去を引きずるというわけでは無く、大切な思い出という宝物なのだろう。だから度々思い出す。

最近、ある親しく演劇を一緒にやっている人が、佐賀の演劇シーンが「ここ3年で変わった」と言ってくれた。「それって僕のせい?てへっ?!」照れてしまうが、確かに僕は様々な場所で「演劇」と言うキーワードで、演劇をやっている人達だけではなく、あらゆるジャンルの人達をつなげるようにしてきた。その結果、最近、それぞれで散らばっていた点がつながらり始めている気がする。まだまだだけど、面白くなってきた。これからも、もっと点を増やしていくつもりだ。そして何よりも僕にそのようなことができるチャンスを与えてくれる人々に感謝する。

では、逆に僕が佐賀に帰ってこなかったらどうなっていたのだろう?もちろん、きっと同じようなことも起きたかもしれないし、僕がやらない分、他の人に話しがいっただろう。それはそれで、佐賀も面白くなったかも知れない。

僕は自分の運命を感じながら生きているつもりだ。だから僕がここにいる理由や必然性というものを考える。僕が誰かに求められている以上、僕はここに居ていいのだろう。僕にその居場所がなくなったとしたら、きっとまた新しい土地で新しい人間関係の中で新しいことをしなくてはならないのだろう。

最近はやっている「妖怪人間ベム」のドラマの中で出てくる台詞に感銘を受ける。

「お前は人間だろう?何にでもなれるじゃん!」

きっと、ハロウィーンでも人間の想像で、何にでも変身できる。人生もそう。社会や世の中の流れで自分自身も変わっていけばいい。ただ、変化にともなって、どうしても人をがっかりさせてしまったり、裏切るということもあるのだろう。だけど、それは自分自身の人生を幸せにするためなのだから、人のためだけには生きられないから仕方がない。

さて、僕の人生がこれからどのように変わっていくだろうか...。

変えていけばいいだろうか...。

変わらないものもあるだろうか...。

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