日本の力
教育現場ではないが、僕は多久ミュージカルカンパニーで社会教育を実践している。公民館を活動の場として、市民ミュージカルを創る過程の中で、子どもから大人まで演劇体験を通じての学びの場を作っている。数日前のブログにも書いたが、今年のミュージカル作品「いのちのおはなし」では、日本や世界で災害が起き続けている今だからこそ改めて大事な「いのち」をテーマにしている。
ミュージカルの中にある「日本の力」という 歌には特別な思いがいっぱいつまっている。その思いを感じながらこの歌詞を綴った。
僕は日本という国が昔はそこまで好きではなかった。以前は日本人としてのアイデンティティも薄々しか感じていなかったと思う。14年間も日本を離れて、アメリカで暮らし、僕が死ぬまでに何をすべきなのか、何を全うするために日本人として生まれてきたのかなんて、4年前ぐらいに帰国を決意するまで考えていなかった。でも、恩師の死によって気づかされた。「自分はやっぱり日本人なのだ」と。
僕は日本で日本人として、日本人であることに誇りを持って生きたい。本気でそう思えるようになった最近である。少々遅すぎるかもしれないが、遠回りして37歳でやっとこさ。
ミュージカルの中にある「日本の力」という 歌には特別な思いがいっぱいつまっている。その思いを感じながらこの歌詞を綴った。
「幾億万年昔からここに生きてきた
受け継いではみんなで歩んできた
日本というこの場所で
長い長い慈しみの中
幾度の奇跡を起こし
徒(ただ)ならぬ運命を感じてきた
日本人はこの国で
計り知れない力を合わせて
この国はこれからも
どこまでも進んで行くよ
それが日本のちから
いつ何時(なんどき)何事起きようとも
辛い事からも
転んでも転んでも立ち上がってきた
日本というこの場所で
手を合わせ拳を振り上げて
心も分かち合って
いつも慈しみ歩んで来た
日本人はこの国で
君は知らない未来の可能性を
この国は果てしなく
つきることなく栄えて行くよ
それが日本の力
この国はこれからも
どれだけでも進んで行くよ
それが日本の力
何よりもみんなの力
誰よりもみんなの力」
僕は日本という国が昔はそこまで好きではなかった。以前は日本人としてのアイデンティティも薄々しか感じていなかったと思う。14年間も日本を離れて、アメリカで暮らし、僕が死ぬまでに何をすべきなのか、何を全うするために日本人として生まれてきたのかなんて、4年前ぐらいに帰国を決意するまで考えていなかった。でも、恩師の死によって気づかされた。「自分はやっぱり日本人なのだ」と。
僕は日本で日本人として、日本人であることに誇りを持って生きたい。本気でそう思えるようになった最近である。少々遅すぎるかもしれないが、遠回りして37歳でやっとこさ。
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