そして、神集島へ

寝不足の朝、ぎりぎりセーフ(って言うか2分遅れ)で会議に滑り込んだ。最近、本当に分単位で動いている時があり、正直言うと遅れてしまうことが多い。ゆとりを持ちたいが、朝の5分余計に寝るのが必要な時もある。会議をさっさっさーと終わらせて、湊へ向かった。ランチも食べる暇もなく、カロリーメイトをかじりながら急ぐ。トロトロ走る前の車にイライラを隠せなかった。1時間半ぐらいで唐津の湊に20分余裕を持って到着し、連れ全員がそろってから客船「からつ丸」に乗り込んだ。船は揺れたが、10分で神集島に着いた。
学童が始まるまで時間があったので、島を散策した。ハイビスカスやアロエがあるのが島らしかった。島を守る住吉神社へも参拝して、てくてく歩いてたら丁度良い時間になってきた。保育園で学童は行われていて、子どもは総勢5人。のびのびと育っていて礼儀正しい子ども達がほほえましかった。大人の方が多かったが、さすが島の子たち!大人の中に居るのに慣れていた。遊びもうまくいって、もりあがり僕らもいっぱい楽しめた。
夕方五時半の船に乗らなくてはいけなかったので、船乗り場へ子どもたちもおくりに来てくれた。最後まで人なつっこくしくれる子ども達がとても可愛いかった。船の出発というのはなんだかドラマチックで、お互いの姿が小さくなるまで手を振ってくれていた。僕らも手を振ってお別れした。

出会いというものはこんな風に一瞬なのかもしれないが、そんな奇跡が起きたことに感謝して、子ども達が少しでも感じてくれるものがあったのなら、僕が今日と言うこの日に神集島に行ったことに意味があったのだと思う。そう思いたい。

佐賀で僕が仕事や様々な活動を始めて、やっと13ヵ月が過ぎた。短い期間で、本当に人との縁のおかげで色んな場所で大変素晴らしい経験をさせてもらってる。これからもそんな縁を大事にして、演劇、学童保育、英語教育の分野で活躍できるように日々の努力を続けたい。

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