永遠の憧れである宮沢和史さん

しばらくはMiyaこと宮沢和史さんの生歌は聞くことができない。現在のコンサートツアーが終了したら、無期限で活動を休止されることになっている。昨年、開催されたThe Boomの解散コンサートツアーにも足を運んだ。そして先日のMiyaの最後のコンサートツアーにも行ってきた。いつかまたシンガーとして復活されるかもしれないが、とりあえずは最後の姿を見てきたことになる。

ライブハウスで、ステージの上で可愛くもあり、かっこよくもあるMiyaの姿は、まさに原点のようだった。デビュー前から、こんなステージで幾度となく歌を歌い、人を魅了させてきたんだろうと思うと感慨深いものがあった。歌だけではなく、語りから滲み出る優しさに胸を打たれた。

そして、最後に「遠い町で」を歌ってくれた。僕はこの歌を生で聞くのは初めてだった。CDでしか聞いたことのない、とっても大好きな歌。そこには、僕のようなファン一人一人に対する「これからしばらく会えないけれど、遠い場所から見てるよ」というメッセージ が含まれていたと感じた。

「遠い町で」 作詞・作曲:宮沢和史

離れていても 君の心 いつも見てる
遠くにいても 君の涙 僕は見える

抱きしめて あげたいと
思うたびに 季節が離れてゆく

見知らぬ町に 積もる雪も 僕は見える
こごえる両手 息を吹いた 君が見える

暖めて あげたいと
思うたびに 暦が 剥がれてゆく

過ぎ去った遠い日の 夢が忘れられなくても
夕日よりも先に輝くあの星に 気づいてくれますように

繰り返す毎日に 追われながら暮らしてても
雨上がりの君の町にかかる虹に 気づいてくれますように

遠い町で

気づいてくれますように



泣いた…。泣けた…。中学生の頃に出会った、愛でいっぱいのMiyaの歌がそこにあった。美しかった。優しかった。切なかった。愛おしかった。

夢や愛や希望も嘘でなかったから、ずっと25年間ついてこれたと思っている。不思議なパワーを感じてこれた。ありがとう、ありがとう、忘れない。

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