やっぱりそこかいな?

最近の出来事...。

不特定多数の方々から、最近指摘されていることがある。それは、僕が13歳ぐらいから抱えている課題。18歳ぐらいまではかなり酷くて、でも演劇に出会ってから、少しずつ克服してきて、そして今にいたる。

人前で話しをしたり授業や講座を毎日やっている僕であるが、 実はとても口下手である。話すことが苦手であり、なかなか気持ちを言葉にして伝えることが難しいと感じたりすることが多い。苦手だから、ずっと頑張って何とかしようとして、やっと今の自分になるまでこれた。

自分なりに乗り越えてきた。でも、自分はやっぱり沢山話す方ではないので、不安に感じられてしまうことがわかった。僕はどちらかと言うと、言ってからやる方ではなくて、やっている姿勢を見せて、人に伝える方だ。大学で専門的に研究したのは、演劇の中でも「身体表現」。言葉ではない。

そんな言い訳をしても仕方がない。僕がきちんと話さないから、いくら心で感じていて相手のことを大切に思っていて、それを態度で示してきたとしても、それをあえて言わないと伝わらないのだ。

団体のリーダーになると、色々と雄弁なスキルが求められてくる。今までは、僕が僕らしくやってきただけで良かった。でも、段々と年数を重ねてくると、色々な物が見えてくるわけで、僕の足りないところも見えてくるのだろう。今までお互いに信頼していたと思っていたのに...なんて事を言っても仕方がない。僕はもっともっと求められるから、それに答えてなくてはならない。過去の実績なんてものは関係ない。今、この瞬間に、どれだけ相手の心を引きつけて、一緒にまた歩みだせるかとういことを、常に審査される。どれだけ思いを強くもつことよりも、言葉に出来るか、伝えることができるかということが大切になる。

継続することの難しさ、そして、やっぱりずっとずっと課題・コンプレックスに感じていたことに、かえてっくる。 それに向き合うことで、自分が人間として成長していくのであろう。

僕がある劇の中で書いたセリフがある...
「素直な気持ちに向き合うことができる瞬間とかタイミングとか、逃してしまうことが多い。でもその時に感じていた気持ちは事実に違いない。感じているのなら、伝えてみてもいいと思う。きっと、思っている以上に相手は受け止めてくれるから。自分を信じることが相手を信じることに繋がるから。」

まさに、自分に言い聞かせているセリフだ。理想を描いているセリフだ。

僕は僕らしく生きるだけではダメ。それを有効に生かしつつも、課題を克服していかなくてはならない。

今のままではダメなんだ。

人生って...生きるってことは大変だ。

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