「うたさん」WS
明石と姫路に行ってきた。車で片道約7時間半、高速千円。
インプロをやると言う事は 常に自分と向き合うことだと感じた今週末だった。以前に、コンプレックスとして抱えてたこと、やりかけたこと、やっていたこと、やれなかったこと...。 全ては時を巡って自分のもとに戻ってくるのだと知った。
今回は「うたさん」言 う人からインプロ(即興)歌のワークショップを受けた。僕は基本的には歌があまり得意では無いというコンプレックスを持っているが、歌うのは好きだ。そん な僕にとって昔からやりたかったことが、実は歌でのインプロだった。アメリカに居た頃に好きだった”Whose line is it anyway?”というインプ ロのテレビ番組でWayneと言うインプロバイザーが、インプロでどんなジャンルの歌でも作れるのにとても憧れた。瞬間に自分の思ったことや感じたことを歌にす るなんて素敵すぎる。そんなこともあり、自分にはかなりハードルの高いチャレンジに挑んだ。
しかし、超楽しかっ た。プレッシャーとか感じないで、楽しく周りの心温かいインプロバイザー達に囲まれて安心して歌った。下手とか関係なく、その瞬間に感じたことや思いつい たことを歌った。怖く無かった。気持ちよかった。
そんな中で、ある事を思い出した。以前、僕は即興ムーブメント・ダンスのパフォーマ ンスをアメリカに居た頃、定期的にやっていた。その時に、踊りながら声をだしたり、歌ったりすることを相方兼ディレクターに言われたことがあったが、その 時には出来なかった。歌や声に対して自信がなかったのだろう。
そして、今朝、ワークショップ2日目の始まる前にアップをしている最中に、突然イン プロセッションが始まった。巻き込まれた僕は、「うたさん」が奏でるピアノに合わせて自由に歌った。そして、踊ったりして動いた。こういうことがやりた かったのだと、そのとき気づいた。
世界的に知られている歌の先生であるRichard Armstrongからもワークショップを受けたこと も思い出した。音に対するアプローチの仕方がなんとなく「うたさん」と似ていたからだ。あの時だけは自由に声が出たのを思い出した。
いつかは戻ってくる。そんなことが人生のなかでは多いのかも知れない。運命なのかも しれない。そして、全てはきっと繋がっていて、力まずに、自由に、その瞬間に生きることなんだと思った。
Free yourself, always.
It is probably myself who is stopping me.
It is only me who is not giving myself a permission.
That's all.
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