霧が晴れる瞬間

仮面の演じ方を教える時に使う状況がある。

霧の中を歩く
視界が悪い
歩き続ける
少しずつ晴れてくる
そして素敵な物に出会う

真っ白の仮面で表情がほとんどないものでやるのだが、下手に一生懸命にこのシンプルな状況を演じようとすると、見苦しくて全く信じられないのだ。ちょっとだけ首をかしげる事や視線を顔ごと少しだけゆっくりと上げて遠くを見たりすることの方が本当に見ていると伝わるのだ。まさにこのコンセプトは"Less is More"である。

なんで、こんな事を真夜中に書いているかと言うと、今日僕には素敵な出来事があり、それはまるで晴れて行く霧のようだった。下手な演技みたいにもがくのではなく、自然体でそれが起き受け入れて行った。人生にはこのような美しい瞬間があって、僕はとてもとても幸せだった。

ありがとう...

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