ハワイから

ハワイに今年も出張に来ている。この時期に３年連続。仕事で来るハワイ。それでもなかなか楽しい。

ある意味、ほんとうに一人になれたりする。出張中の方がスケジュールにもゆとりがあり、海外の自由な空気を吸うことで息抜きになる。仕事はそれなり大変だ。体力がいる。だけど、現地の若者スタッフと接することはとても楽しい。彼らもまた10日間という短い期間であるが、やりがいを感じて働いてくれることが嬉しい。

何度となく、再びこの国に足を踏み入れると、僕が以前アメリカで生活をすることにこだわったかが身にしみて感じられる。１４年も生活した理由を今一度理解する。それは、自由であること。自分らしく生きれること。人のことを気にし過ぎないこと。日本でそれが全く出来ないわけではないが、色々としがらみが多い分、出来ないこともある。アメリカに住む方が気楽なのだ。

３０代後半になって、次世代のことを考えるようになった。日本人として日本人の人材育成に貢献したいと思うようになった。アメリカが全ていい訳ではない。日本もそう。ただ海外に出ているからこそ、日本のことがよく見えるようになった。だから、これからも僕が日本色に全部染まらず、客観的に日本を見続けられるように、海外に毎年一回でも出ることが大事なのだと思う。

そんなわけで、今年もハワイに行くことができて良かったと思うばかりである。