「川の流れは」

深夜の友人からのメールに励まされた。日本に帰ってきて、やはりThe Boomでつながっていたから20年ぶりぐらいの再会を果たすことができた友人。長い間、会わなくてもなんとなくつながっていたのかもしれない。それってなんか嬉しい。

そして思い出させてもらった歌は「川の流れは」。

「いついつまでも 
川のゆりかごで
何も知らされず
できれば子どものままで 
抱かれていたかった」

自分は子どもだなってスゴく思う。子どものままでいたいって思ってしまう自分がいる。立派ではないがきっともう大人なのに。でも、この何十年間で少しは世の中を知り、世界を歩いてみると、今自分が住んでいる社会をもっと良くして次世代に残したいって自然に思うようになった。それが大人ということだろうか。

また、「社会人」と言う意味なのかも知れない。英訳すると"Member of Society"。でもこの考えだと、仕事しててもしてなくても誰でも「社会のメンバー」ということになる。日本語の「社会人」は「働いている人」だけに限定される。ボランティアであろうと、主婦であろうと、学生であろうと、アルバイトであろうと、「社会のメンバー」なのであるのだから、僕としては英語的な考え方がしっくりくる。

子どものままで、何も知らされずにいれば、こんな疑問もわかないんだろうけど...。川のゆりかごに揺られる現実逃避を妄想する最近である。

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