ダブルヘッダーは無謀だったが...

11月24日の午前中は西九州道路の山彦トンネル(唐津市北波多)の貫通式での太鼓の演奏があった。一般人は普通貫通式は見る事が出来ない。見た事がある人は少ないだろう。工事中のトンネルの中に車で入ってしばらく行くと、式典の会場が設営されていた。紅白の幕で飾られた会場は何だか不思議だった。太鼓の演奏は2曲だけという短いものだったが、待機をする時間が長かった。その間ずっとトンネルの中に数時間いるのも滅多にない経験だった。貫通式では本当の爆破をするわけではなく、すでに開通したトンネルの先が幕で隠されていて、「パン」と爆竹みたいな音を鳴らして幕がひらひらと降りて来るという、期待はずれのあっけないものだった。しかし、皆さん朝っぱらから酒を沢山飲んでいたのにはびっくり。でも、太鼓の演奏は熱心に聞いてもらった。
そして、急いで車を飛ばし佐賀に戻り、今夜の協働の寸劇の会場である「ほほえみ館」に駆け付けた。会場設定をした後にリハがあったのだが、セリフは忘れたりするボロボロの状態だった。だが、本番は何とか大きな間違いは無しで演技ができ、何とか無事に第一回公演を終了した。今回はとてもやりやすかった。共演者の方々は皆さん上手で、演出家も僕の演技を上手く引き出してくれた。演技をすることや脚本を考えて書く事がとても楽しかった。1月の第ニ回、第三回公演も楽しみである。
佐賀新聞社には本当にお世話になり、ゲネでも11月20日に写真入りの記事にしてもらい、また11月26日には本番のことも写真入りで記事にしてもらった。しばらく新聞に載ってなかったので、久しぶりで嬉しかった。少しでも町の中で話題になることをこれからももっともっとやっていきたいものだ。

最近、気付いたことがある。僕は2008年7月に日本に帰国してから走りっぱなしである。とにかくやれることに沢山手をつけて、何とかいつもギリギリでやっている。英語の先生だけをやることはできない。だから色んな場所で色んな仕事を抱えている。欲張っている。断る事が出来ない馬鹿な自分もいるのだが、実はスケジュールがうまっていないと不安になる自分もいるのだ。超寂しがりやなもんで、少しでも僕に求める人がいるのであれば、その期待にこたえたいと思ってしまう。求められているというのは嘘で、本当は上手く操られているだけかも知れない。

でも、それでもいい。毎回、チャレンジを与えてくれるのだから。

でも、時々逃げたしたくなる...実は。

でも、逃げたりは絶対にしないけど。

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