Artists' way of Life

今週のメインイベントは夢の学校のアウトリーチプログラム第一団「夢と学校をアートでつなぐ」でした。

武雄市長、元劇団四季でダンサーの坂井けい さん、元宝塚で歌手・俳優の夢輝のあさん、ティーンズミュージカルSAGA代表の栗原誠治さんと僕が「アートの力」についてパネルディスカッションをした わけですが、僕は皆さんに比べると経験や知識が少なく、コーディネーターである草場一寿さんを知っていたためにお呼びいただき大変恐縮しました。話が上手くない 僕でしたが、なんとか恥をかくことなくこなすことができました。武雄市長がとても楽しく明るい人で素晴らしかったし、また、みなさんがアートィストとして 言っていることは共感できるところがたくさんありつながっているのだということを感じました。

午後はワークショップを坂井けいさんと一緒にやることになっていて、ほとんどプランを立てずに即興でやりました。2時間のワークショップに気が向くままに二人でコラボしながらスムーズにできました。坂井さんの存在というかオーラというか雰囲気というか、安心できるものがあり、身体表現をテーマとした内容のものを二人が何をしても大丈夫だという自信がありました。昨日出会ったばかりなのに何かアーティストとしてつながっているものを感じました。

栗原さん、のあさん、笙の専門家の大津さんが声や音についてのワークショップを同じ時間でやっていたのですが、いきなりの乱入をくらい、突然パフォーマンスをすることになったのです。それも心配することなく受け入れてしまい、音の専門家チームが演奏や歌を歌いながら、身体表現専門家チームである坂井さんと僕が踊りました。振り付けなどはありません。音を聞きながら、坂井さんの存在を感じながら舞いました。考えることは何もなく、ただ僕は魂に踊らされたようでした。

いきなりの全員のコラボは参加者の方達やスタッフにも好評でした。僕もあんなに無心で踊れたのは久しぶりで、アーティスト根性が目覚めました。呼び起されました。それは専門家の皆様のおかげであり、本当に素晴らしいアーティストというのは共演者のレベルを引き上げてくれます。他の専門家に比べると僕は練習不足で英語を教えたりして、他のことをやっています。だから、衰えていた僕の感性でさえも、導いてくださったことに本当に感謝しました。

その次のセッションは子ども達を相手にしたワークショップでした。大人もたくさん巻き込んで、アイコンタクトをとりながら、コネクションを作りつながるということをテーマにして、またまた坂井さんと一緒にやりました。最初は恥ずかしがっていた子ども達も、純粋につながるという気持ちを持って接すれば人とつながることができることを体験してもらえたと思います。

打ち上げの武雄市にある超素敵なイタリアンレストランでの夕食会での会話も、これまた盛り上がりました。一日中、本当に楽しくて、アートでつながっていて、自分がアーティストであることを再確認しました。それは僕がこれから何をしていようが、きっと辞められるものではなく、結局はArtists' way of lifeなのです。アーティストである以上は何らかの形でアートをつくり続けるのでしょう。

I maybe heading nowhere, but I promise to be in now and here. (nowhere = now + here)

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