そして、あらしが過ぎ去っていきました...

英語劇祭が終わった。あらしのようだったと言うのは大げさ過ぎるかも知れないが、何とか少しでも良いものを来てくれてたお客さんに見せようと必死で努力したつもりだ。英語で劇をやるという事は簡単では無い。良く子供達は頑張ってくれたと思う。でも、欲張りな僕はもっともっと期待してしまう。ここまでできたのなら、もうちょっと頑張れると思って。

今回は総括担当者として全ての面で関わったのだが、僕の計画性の甘さにとても反省した。まずは時間について。子供達に15時集合と言っても15時に全員揃うわけでは無いのが現実だったりした。そこで、そんな事を予期していなかった僕がいた。全員揃っているクラスが一つも無く、でも何処からか始めなくてはならず、仕方が無く衣装に着替えさせてやっとリハが始まったのはすでに35分後。結局、開場までに間に合わず、リハが終わるまで会場を閉め切る指示も与えることができずに、リハをやっている最中にお客は入ってきてしまった。これは自分が今まで演劇をやってきな中で初めての出来事であり、とても恥ずかしいことであった。

本番では少し時間がオーバーするのは予期していたが、劇の途中でセリフを忘れずに固まってしまい、時間が余計に過ぎて行く事を完全に頭に入れてなかった僕だ。一人がセリフを忘れてしまうと、劇と言うのもペースがあり、それが遅くなる。つまりは10分の短い劇でも15分になってしまったりするのだ。それに、僕は欲張って空手の演武や江口さんのギターライブまでイベントに入れてしまった。シーンチェンジでも時間がかかることがあり、色んな事が重なって、結局は50分オーバー。このイベントの責任者として誠に情けない事であった。後から西日本企画さんとエスプラッツのスタッフにただただ謝るだけ。この後に予定していたクリスマスパーティーにも影響を及ぼし、自分のスタッフにも迷惑をかけてしまった。

パーティーが終わり、片付けまでやったら、2次会どころでは無いぐらいにスタッフの皆さんに疲れさせてしまった。もっとスタッフに疲れさせない方法を考えなくてなならないと思うばかりである。

反省すべき事:現実を把握して、欲張らない。理想はあくまで理想である。

そんな事を考えて自分を責めていたら、ふと目についたのはパーティーで高校生達がビンゴゲームを進行させ、小学生達がそんなお兄ちゃん達の前に座っている光景だった。めっちゃ楽しそうで、こんなに色んな年齢層が交わることができて、そんな光景をとても美しく感じた。そして、その基盤を作った古賀先生ってやっぱり偉大だなと思わずにはいられなかった(やっぱりこれに話しが戻ってくるんだよね...)。

反省があっても一つ成功したと言える事は子供達が輝いていたこと。それって難しい事では無くて、ただ単に大人は機会を与えさえすれば子どもは勝手に光り出したりするものである。

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