「さがドラマスクール」第4回公演を終えて
2009年に演劇講座として4人が集まって始まり、2010年に「さがドラマスクール」としてスタートした。3年目を迎えた今年度の第4回公演は「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」をさせていただきました。
今回の作品をやると決めた昨年6月頃から歩み始め、メンバーの休止や脱退などがあり、かなり客演の皆様のお力を借りることになりました。公演を打つことは、結果を求めるだけではなく、一緒にゴールを目指して向かって行くプロセスの中で、集団的知性が伴う必要があります。イメージの共有をし、お互いに違う考えやアイデアを擦り合せて行くのです。
今回の公演に230名程のお客様に来ていただいたのは非常にありがたいです。何をもって成功といえるかは分かりませんが、無事に終えることができました。メンバーには学びがありました。客演の皆様にとっても良い経験であったようでした。
もちろん満足することなんてないわけで、僕はメンバー以上に自分の演出の技量の無さを実感させられた今回でした。導くことが本当に出来たかというと、反省することの方が多いです。ボキャブラリーの少なさにより、イメージをきちんと伝えることや役者の心に響くようなことがあまり言えなかったのではないかと思っています。客演の皆様はそれなりに経験値がるのでやってくれました。それにより、共演している役者が演技を引き出されていったことに、頼っていた部分が多かったと思いました。
音響・照明さんに明確に自分のイメージで伝えてお仕事をしていただくことも、あまり出来ませんでした。音響・照明さんはもっと僕から求められることによりやりがいが出てくるのでしょうし、達成感も生まれるのでしょう。
描くイメージをはっきりさせ、伝えて、情報共有をし、関わる人達に充実感や達成感を味わってもらえるようなプロセスと結果を残すことが、演出家として求められます。まだまだ自分は足りません。情けないぐらいに足りません。
演劇の神様と関わってくださる皆様のおかげで、それなりに作品は形を作れるし、それなりにお客さんに楽しんでいただけるでしょう。だけど、もっとグッとくるような瞬間を作れるはずです。素人目線でも玄人目線でも感動できる作品を作れるはずです。
きっと永遠に満足しないし、満足できないから演劇はなかなか辞められないのでしょう。落ち込む暇もありません。いつか、心の中で本当に「ガッツポーズ」ができるように、次への道を歩み始めるのみです。
今回の作品をやると決めた昨年6月頃から歩み始め、メンバーの休止や脱退などがあり、かなり客演の皆様のお力を借りることになりました。公演を打つことは、結果を求めるだけではなく、一緒にゴールを目指して向かって行くプロセスの中で、集団的知性が伴う必要があります。イメージの共有をし、お互いに違う考えやアイデアを擦り合せて行くのです。
今回の公演に230名程のお客様に来ていただいたのは非常にありがたいです。何をもって成功といえるかは分かりませんが、無事に終えることができました。メンバーには学びがありました。客演の皆様にとっても良い経験であったようでした。
もちろん満足することなんてないわけで、僕はメンバー以上に自分の演出の技量の無さを実感させられた今回でした。導くことが本当に出来たかというと、反省することの方が多いです。ボキャブラリーの少なさにより、イメージをきちんと伝えることや役者の心に響くようなことがあまり言えなかったのではないかと思っています。客演の皆様はそれなりに経験値がるのでやってくれました。それにより、共演している役者が演技を引き出されていったことに、頼っていた部分が多かったと思いました。
音響・照明さんに明確に自分のイメージで伝えてお仕事をしていただくことも、あまり出来ませんでした。音響・照明さんはもっと僕から求められることによりやりがいが出てくるのでしょうし、達成感も生まれるのでしょう。
描くイメージをはっきりさせ、伝えて、情報共有をし、関わる人達に充実感や達成感を味わってもらえるようなプロセスと結果を残すことが、演出家として求められます。まだまだ自分は足りません。情けないぐらいに足りません。
演劇の神様と関わってくださる皆様のおかげで、それなりに作品は形を作れるし、それなりにお客さんに楽しんでいただけるでしょう。だけど、もっとグッとくるような瞬間を作れるはずです。素人目線でも玄人目線でも感動できる作品を作れるはずです。
きっと永遠に満足しないし、満足できないから演劇はなかなか辞められないのでしょう。落ち込む暇もありません。いつか、心の中で本当に「ガッツポーズ」ができるように、次への道を歩み始めるのみです。
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