ここで宣言します。全てが本業です。

僕に対して「何をやっている人なの?」とか「何をしたいの?」とか疑問に持たれる方が多いらしい。それはそれでいいと個人的には思っているのですが、日本の複雑なしがらみ上、それではいけないと思われている人もきっといるのでしょう。

僕にとっては全てが本業なのです。色んな仕事を様々な団体から受けたり、自分で勝手に仕事を創ったりしていますが、それは全て僕は本気で取り組んでいます。でも、僕も人間である以上、パーフェクトではないので、沢山の人達に支えられて、僕の足りない部分を申し訳ないですがフォローしてもらっているのです。でも、考えてみると誰しも誰かに支えられていて、ある仕事を完璧に一人だけでこなしている人なんていないと思います。

僕は僕なりに一人でやれることは出来るだけやっているつもりです。それでも、何かが足りないと言われるのだったら、「ごめんなさい」と謝るだけです。そして、それを補っている人達に感謝するだけです。

僕の恩師のように一人で何でもできた人にはなれないかもしれません。でも、それを目指すことはできます。恩師には恩師のやり方があったように、僕は僕のやり方で恩師を越えられるようになりたいと思っています。だから、僕は自分勝手ながらも「青柳ワールド」を炸裂して、色んな人達を巻き込んで、佐賀を日本を世界を何らかの形で動かせるような人間になろうと、休み無しで頑張っているわけです。ボロボロに疲れながらも走り続けるわけです。

先週の佐賀大学での集中講義では本当に素直でかたくなに受け入れてくれた大学生たちが、とても輝いてくれました。一人一人が個性をだしあって、「それでいいんだよ」って受け入れられる雰囲気や場を作れたことにとても感謝しています。みんな素敵すぎるくらいに素敵でした。

そして、同時進行で稽古とリハーサルをした週末の「さがドラマスクール」の第2回公演「見果てぬ夢」では、メンバーと客演の皆様が一致団結して、最後の最後まで努力を惜しまずに素晴らしい作品を造り上げようとした結果、伝えたいメッセージが伝わるような作品になったと思っています。僕の演出なんて技量が足りな過ぎるのだけど、役者の皆さんが本当に頑張ってくれました。そして、日に日に成長していく姿に胸を打たれました。

そして、大学でも今回の公演でもそうですが、いつも思い知らされるのは、僕が出来ることなんてほんの少しだっていうことでした。みんな凄い。本当に凄い。無限な可能性をもっています。そんなポテンシャルを生かせるようなことに少しでも僕が関われたことに、幸せを感じました。

皆さんとの出会い自体が奇跡なのに、そこから生まれる奇跡の連続。神様に動かされいるのかも知れないけれど、人間が集まることで凄いことが出来るんだなって思いました。

「一つの奇跡が 次の奇跡をよびさまし この地球は 命の光に満ち溢れていく」(~弥栄~ 作詞:草場一壽、作曲:弓削田健介)

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
これからも、色んな仕事で色んな人達と出会い、奇跡を起こしながら生き続けたいと思ったこの一週間でした。

ってなわけで、一つの旅を終え、また明日から違う旅を始めます。

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