てろてろとさすらおう
「知らない所に行きたいな 嘘だよ本当はね
ここに居たい ここに居たいんだ
僕は間抜けな顔をしてるだろう
泣き虫弱虫でおまけにへっぴりごしで
てろてろおかしいね」
何となく切なく、何となく淋しくなったら、矢野絢子の「てろてろ」を口ずさむ。
何となく遠くに行きたいけど、本当はここに居たくて、知らない人達の中で囲まれていたら、知っている顔に会いたくなって、何だか僕は人生をてろてろとさすらい歩いているような気がする。
日本や佐賀があまり好きでは無くて、世界に旅立った17歳。アラスカに6年間滞在したのが一番長くて、それ以来11年間は、様々な場所に住み、気づいたらまた、佐賀に戻ってきていた。正直なところ、これからずっと佐賀に居ることも想像がつかない。今は、時々、旅にでることで、佐賀に居ることができているような気がする。
落ち着くとか落ち着かないとかでは無くて、僕はさすらいの人生を歩く奴なんだと思う。だから一つの仕事だけなんてできない。何でも掛け持ちしてしまう。世界をさすらうことが出来ないのなら、色んな仕事や色んな役目を担うことで、色んな出会いがあり、色んな物語に遭遇することができる。
そもそも考えてみたら、僕は俳優になりたかったのだから。俳優は様々な世界をさすらい歩くようなもの。自分をその立場に置いてみて創造し、どんな気持ちになるか疑似体験をする。始まりと終わりを永遠に繰り返す。役者と言う生き物はその嘘でも本当でもある世界を生き抜く。
今やっていること、昔やりたかったこと、これからやっていくこと。てろてろとさすらいながら、全て繋がってたり、自分に帰ってくることを感じる。
「さすらいの 道の途中で
会いたくなったらうたうよ 昔の歌を
人影見あたらぬ 終列車
一人飛び乗った
海の波の続きを見ていたらこうなった
胸のすきまに 入り込まれてしまった
誰のための 道しるべなんだった
それを もしも
無視したらどうなった
さすらいもしないで
このまま死なねえぞ!
さすらおう」 奥田民生「さすらい」
ここに居たい ここに居たいんだ
僕は間抜けな顔をしてるだろう
泣き虫弱虫でおまけにへっぴりごしで
てろてろおかしいね」
何となく切なく、何となく淋しくなったら、矢野絢子の「てろてろ」を口ずさむ。
何となく遠くに行きたいけど、本当はここに居たくて、知らない人達の中で囲まれていたら、知っている顔に会いたくなって、何だか僕は人生をてろてろとさすらい歩いているような気がする。
日本や佐賀があまり好きでは無くて、世界に旅立った17歳。アラスカに6年間滞在したのが一番長くて、それ以来11年間は、様々な場所に住み、気づいたらまた、佐賀に戻ってきていた。正直なところ、これからずっと佐賀に居ることも想像がつかない。今は、時々、旅にでることで、佐賀に居ることができているような気がする。
落ち着くとか落ち着かないとかでは無くて、僕はさすらいの人生を歩く奴なんだと思う。だから一つの仕事だけなんてできない。何でも掛け持ちしてしまう。世界をさすらうことが出来ないのなら、色んな仕事や色んな役目を担うことで、色んな出会いがあり、色んな物語に遭遇することができる。
そもそも考えてみたら、僕は俳優になりたかったのだから。俳優は様々な世界をさすらい歩くようなもの。自分をその立場に置いてみて創造し、どんな気持ちになるか疑似体験をする。始まりと終わりを永遠に繰り返す。役者と言う生き物はその嘘でも本当でもある世界を生き抜く。
今やっていること、昔やりたかったこと、これからやっていくこと。てろてろとさすらいながら、全て繋がってたり、自分に帰ってくることを感じる。
「さすらいの 道の途中で
会いたくなったらうたうよ 昔の歌を
人影見あたらぬ 終列車
一人飛び乗った
海の波の続きを見ていたらこうなった
胸のすきまに 入り込まれてしまった
誰のための 道しるべなんだった
それを もしも
無視したらどうなった
さすらいもしないで
このまま死なねえぞ!
さすらおう」 奥田民生「さすらい」
コメント