さがドラマスクール第5回公演を終えて...


公演、そして打ち上げも終わり少しばかり静かな時間がやってきた。余韻にひたりながら、今の気持ちを綴ってみよう。

頑張るってどういうことかな...って思う。何があろうとも頑張るけどさ。でもそれって当たり前であって、生きている以上は頑張るしかない。頑張るから生きていける。頑張ることで報われることもあれば、そうでもない時もある。そんなのに一喜一憂してたらきりがない。

僕はアーティストとして、世の中に作品をだして、ある意味物申す以上は、批判を受けるともあるだろう。全てが上手くいって、全ての人達に喜ばれるなんて、絶対ありえない。自分の作るものに共感してくれる方もいれば、そうでもない人もいるだろう。それこそ、至極当然のことだ。

だが、人間であるからこそ、人の意見で感情が動いてしまう。もっとハートが強くなりたいとも、もちろん思う。しかし、人の心を、良い意味でも悪い意味でも感じることができるのは、きっと人間らしいのであろう。

今回の公演は発見も色々あったし、学びが多かったのは間違いない。脚本、役者、お客さん、スタッフ、全てが出会いであるわけで、出会うからこそ学べる。何もしなかったら、きっと学びはない。失敗もしながら、少しだけ成功しながら、自分に厳しく、たまには認めてあげながら、一歩でも成長できるように、誰かを幸せにするために、喜んでもらえるように、...そう...つまりは頑張るしかないのだ。

人生は山登りのようなもの...とある脚本家が書いた。僕は降りることのない山をずっと登り続けているような気がする。きっとすっげぇ高い山で山頂には辿り着くことはないのかも知れない。山頂に何が本当にあるのかも本当はわかっていないのかもしれない。だけど、道中で得るものが沢山あるからこそ、歩み続けるのだろう。

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