過去と未来と 思い出と希望と 現実と夢と

夜遅くに高速道路を走らせる車の中にいると、不思議な気持ちになれる。暗くて、宙に浮いているような錯覚にとらわれてフワフワした感じになる。車が滑るように走る感覚はまるで飛んでいるかのようだ。生きている間に空飛ぶ車は実現するのだろうか...。

長崎の町に入ると、なぜか日曜日に行ったばかりの熊本を思い出す。共通点は路面電車があること。ただそれだけだ。そして、ふと思いをめぐらせるのは、僕がここいることが不思議であることだ。長崎や熊本に出張をするなんて、5年前の自分には想像できなかっただろう。

5年前といえば、まだアメリカに居た。14年間も外国人として住ませてもらった、そんな国にいたこともいずれは遠い昔になっていくのだろう。あのままマサチューセッツにいたら、僕は幸せだったのだろうか?それなりに、きっと幸せだったのだろう。

今が幸せときかれれば、多分Yesと答える。しかし、期限に追われる毎日で、ゆとりなんてものは無い。これが現実である。やること、やるべきことが山積みな日々で終わりがない。それゆえに幸せとも言えるし、それによって自分を自分で苦しめていることもある。しかし、どうせなら自分の能力や気力や体力をMAXに使い、この命はてるまでポテンシャルを広げて、上を目指したい。成長したい。

未来像を描き、そうなれるように今を頑張る。過去に引きずられたりして、頑張れない日もあるけど、それなりに努力する。過去を思い出と感じることができれば、いつか希望へと変わる。そう信じて邁進することで、夢は実現するのだろう。

過去と未来と 
思い出と希望と 
現実と夢と
全て愛することができたなら...

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