それでいいのだ

色んな人が格好良い発言をツイートして、ブログに書いて、ミクシーやFacebookにコメントをする。ほとんどの人が義捐金を募金するぐらいで、他には何もできない。そのもどかしさゆえに、何かをネット上で書いて発信する。中には役に立つ情報も飛び交う。だが情報が多すぎて何を信じていいかさえも解らない。

僕は何も震災に対して役にたつ情報を持っていないので、あえて震災が起きてからつぶやいていない。それに、僕以外の人がリツイートを多過ぎるくらいにしてくれている。ツイッター上でのこの現象はすさまじい。

それに、震災以外のことをつぶやいている人は普通に生きようとしているだけなのに、そのツイートを震災と横並びで読むと、何だか違和感を感じる。別にその人達が決して悪いわけではないのに、虚しく感じて仕方がない。

震災が起きた時に何かしてあげられる本当に役に立つ人は限られている。それならば、他の人達はこの生きている生命や家族に感謝しながら、普通に生活するだけである。もちろん、祈りながら、募金もして。

そう、それでいいのだ。それだけでいいのだ。

こんな時に、知り合いの赤ちゃんが産まれた。こんな時だからこそ、なおさら素敵に感じ、たくましく育っていくのではないだろうかと思った．．．。おめでとう．．．。