そして馬渡島へ

佐賀県学童保育支援センターの仕事での離島訪問第2回目は馬渡島(まだら)でした。いかが美味しいので有名な呼子まで佐賀から車で約1時間半、そして小さい漁船のような船に乗り45分。揺れに揺れまくって久しぶりに船酔いしました。吐きはしませんでしたが…。島に着いただけで疲れてしまいました。釣り客以外は来る人もいないこの島には、本当に何もありませんでした。商店が2個、民宿が2個、飲食店無し。小中学校と郵便局と派出所がある人口500人の島です。昔は中学校のバレーボールが強くて、僕が附属中学校にいたころに試合をした覚えがありました。
とりあえず、島について行くところもなく、いか釣り漁船がたくさんある港に腰をかけて、本土で買ってきたオお弁当を食べました。当然僕らは島の人間ではないというのがあきらかで、あんなところでお弁当を食べて何をしているのだろうと思われたに違いありません。それから、少し散歩してから小中学校に訪問して教頭と教務主任の先生を訪問すると長々と島のことについてお話してくれました。

学童の先生はとても優しそうな先生で女の子二人しかいない学童で楽しく過ごしていることをききました。やがて、二人が帰ってくると恥ずかしそうにしていましたが、一緒に遊びをしたりしていると学校のことを話したりしてくれました。今は島全体が盛り上がる文化祭の準備をしているそうです。

海がしけて、もし船が欠航したら本土に帰れなくなるということを聞いていたので、さすがにいきなり雨が降って来た時にはあせりました。でも地元に人に聞いたら「これぐらいだったら船はでるよ〜」と言われたので安心。ただ帰りの船が行きよりももっと揺れることを想像したらうんざりしました。

なごりおしくも、最終の15:45の便に乗り呼子に向かいました。(ちなみに呼子初の最終便は16:45分です。はやっ!)船酔いを心配することもなく暴睡してしまい、気付いたら呼子大橋がすでに見えたので超ラッキーだと思いました。

たった二人しかいない学童を訪問し、来年は少子化の影響で学童が無いかもしれないことを考えると、めったに行く事ができない島にいくことが出来て光栄だと思いました。

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