TMC多久ミュージカルカンパニー第8回定期公演「誰かのために〜志田林三郎の想いを紡いで〜」

今年で9年目の活動に入ったTMCの定期公演の時期がやってきた。佐賀に戻って10年が経ち、子どもや一般市民に演劇の文化を根付かせたいと思ったことを実現してきた団体の一つがこのTMCだ。全てオリジナルの脚本、作詞、作曲であり、脚本と作詞を僕が手がけている。
今回は、明治維新150年にちなんで、多久の偉人である志田林三郎をテーマにしている。
1855(安政2年)年、 佐賀県多久市東多久町に生まれる。地元の庄屋から読み書きそろばんを習い、金銭の援助も受け、東原庠舎で学び、佐賀藩校弘道館に進学。工部大学校(東京大学工学部の前身)の第1期生には佐賀県出身の辰野金吾や曽禰達蔵も在籍し、志田は主席で卒業。英国グラスゴー大学に留学し、1年の在学中に年間の最優秀論文に贈られるクレランド金賞を受賞。帰国後、工部大学校初の日本人教授に就任。技術官僚としても電信関係の管理指導を行った。日本初の『工学博士』。電気学会の創設者。日本に電気が普及する上で、 技術面からも学術面からも欠かせない存在。
12月20日日曜日14時半と18時の2回公演、場所は多久市中央公民館大ホール。チケットは大人前売り1500円、小中高生前売り500円。当日券は500円UP。お求めは、080−3328−2395(事務局))までお気軽にご連絡ください。
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