2017年の振り返り

2017年もあと数日で終わる。今年も変化が多い1年であった。忙しさは相変わらず。何かしらやることは多い。やりたいことも多い。欲張りで貪欲な自分がいる。

「幕末維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」は結成から5年が経ち、6年目の活動に突入した。佐賀城本丸での毎週日曜日に実施している1日5回の公演も6年目となり、これまで1日たりとも休んでいない。外部公演の依頼もたくさんあり、様々なイベントに呼んでももらった。佐賀県内の学校公演も実施した。中でも東京ビックサイトに公演をしに行ったことが印象深い。お客様との一期一会の出会いが面白い。役者としてのスキルアップにもなっているのでありがたい。メンバーの結束力も強くなり、明治維新150年という節目の年を迎えるにあたり2018年は更なる飛躍に期待したい。

TMC第7回定期公演「林姫哀話」を実施した。林姫様が神様として祀られている西ノ原大明神がある伝説の舞台となる場所で、野外公演を実現した。本当にたくさんの皆様の力が集結し、奇跡的に天候にも恵まれ、素晴らしいミュージカル公演となった。もともとこの作品は第4回定期公演の作品として執筆したものを、リメイクしたものだ。その頃から、現地で公演することは夢だった。また、薩摩琵琶奏者の北原香菜子さんとのコラボレーションも、以前から何かやりたいと思っていたところ、劇中でご祈祷のパフォーマンスをするということで実現した。2つの夢をかなえることができたことに感謝しかない。

5周年目の「佐賀市民芸術祭」において演劇の日の総合プロデュースを任された。「さが演劇維新」と命名し、佐賀にゆかりのあるアーティストによる5作品の上演をした。全館で様々な芸術イベントがある中で、演劇で集客できるかが心配された中、たくさんの人にお越しいただき、ジャンルも豊富な演劇を見てもらうことができた。お客様はもちろん、協力してくれた若手からベテランまでの演劇人、スタッフの皆様に感謝。

「龍馬のゆめ」はドリームアーティスト大志と、私演じる坂本龍馬が登場するファンタジーな演劇だ。大阪にて、太陽の塔の近くで311のイベントとして、実施し、その後、「Samurai Dream Festival」を佐賀で開催して上演、佐賀市民芸術祭で佐賀東高校の演劇部とのコラボをして上演することができた。これを皮切りに、もっとこの作品を全国各地で上演し、賛同してくれる仲間を増やしていきたい。

大学関係の講師としての活動は、今年も6年目となる佐賀大学の集中講義「身体表現入門」を実施した。その他、佐賀大学にて「教員免許状更新講習」、「文科省ICT活用教育拠点」研修会としてレゴ®シリアスプレイ®を活用した研修会を実施した。中部大学で実施された初年次教育学会では演劇的手法によるコミュニケーションワークショップを実施した。

その他、演劇としては、小城市民劇「永遠の月星」に出演、ITサポートさがの依頼による情報モラルの啓発劇作成。久留米シティプラザの演劇塾では講師を務めさあせてもらった。

出張が多い1年だった。ビジネスホテルに寝泊まりしたのは102泊。1年の間の1/3はどこか出張にでている感じだ。東京、横浜、名古屋、広島、大阪、京都、浜松、静岡、北海道、神戸、別府、長崎、熊本、ハワイを訪れた。たくさんの人たちにお世話になった。本当にありがたい。

引っ越しをして、新しい街に住み始めたこともあり、そこでの新たな発見や物事との出会いも新鮮だった。海が身近にある生活を実現できたことも、一つの夢が叶ったと言える。

色々やってきたが、まだ何も達成したとは言えないのかもしれない。とにかく勉強が足らない。追いつかない。知らなさすぎる。自分がちっちゃい。発展途上であり、成長をする余地がまだまだありすぎるくらいにある。しかし、一つの節目としてここ2年間ぐらいで達成したいこと、そしてまた更なる大きな変化を起こしたいと思っている。予言しておくが、おそらく、ここ2年の中で状況が変わり、新しい道のりを歩み始めるであろう。来年、2018年はその準備の年として、学びと研究を積み上げたいと思っている。

このブログを書き始めた2008年は人生史上最高に激動の年だった。それから10年。常に自分や状況は変化してきた。変化をすることは悪くはない。しかし、これからは何かを積み上げて成果を残していきたいと強く思っている。その方法は色々あるだろう。自分は自分のやり方を見つけていくのだと思う。今やっていることで、終わりがくるももある。今までも、終わらせてきたものもあった。手放すことも悪いことではない。

いつも思い通りにはいかないけど、「こんなのもありか」って思えるように、この運命帳 にこれからも日々の想いや気づきを書き留めていこう。

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