夜中のつぶやき

久しぶりに夜中に起きている。早く眠るような生活を余儀なくされている最近だったから、珍しい。まあ、週末で書き物が溜まっているから仕方がない。

だが、やはりこの静けさの中に佇む心地よさが夜中には存在する。

脚本に加筆を加える。キャストが決まったらから、より一層イメージが広がる。これから作りあげていくこの作品が形になるのを、できるだけ想像する。

この作業は地味だ。一人で時間をかけてやるしかない。しかし、セリフや歌詞、ト書きの動き、すべて自分が書き出す言葉から始まる。そんなことを実現できる場所と一緒に歩んでくれる仲間がいることは、改めて「有り難し」なのだと思った。

まさに語源のように「めったにない」「めずらしい」ことなのだろう。

なんどもあきらめようかと思ったこの道のり。これが最後だともまだ、思っている部分はある。精一杯出しきって、もしもうこれ以上のものは作れないと感じたら、きっとそれは潮時なのかもしれない。

終わることはない。
終わらせることはできる。
そんな道のりを歩む。

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