月夜の下で

優しい光を放つ月を浴びながら
あたたかいお湯に浸る
ちょっと肌寒い風が心地よい
深夜0時の静かな幸せな時間だ

同じ場所に同じ時期にこうして毎年やってきた
そんなことを振り返る
毎回、生徒たちはここで何を学んでいったのか
何を感じていったのだろうか

僕がこの立場として、この場所に
子ども達を連れてくることはもうない
そして、これが僕のこの立場での最後の仕事

明日が終われば
自分が選んだ道を振り向かずに進むだけ
新しい未知へ

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