陸でなし(”碌”は当て字で本当は間違いらしい)

時々思う。自分はまだまだ「陸でなし」だと。

日本で「陸(ロク)」とは陸が平らということから、まっすくな性格を表していたそうだ。だから、その否定として性格が曲がった人という意味で使われるようになったらしい。現代では「役に立たない」という意味で使われている。

本当に僕はまだまだそんなに社会のために役にたっていない。大きな意味で、本当に日本全体のために貢献できるような、日本を動かすようなことをしていない。ましてや世界に波紋を広げられるようなことをやっていない。

今、自分が置かれている場所で、地道にできることをやっている。だが、これが大きいことへとつながり、将来的に発展していかなければやっている意味がないのではないかと時々思う。

違う言い方をすれば、まだまだ自分のやっている事業をそのレベルまで上げることができていない、そんな自分の力不足なのであろう。大きい仕事を任せられるような器ではまだまだないのかも知れない。

だが、そんな自分も自分であるのだから自分を認めてあげなくてはならない。役に立たず愚かに感じたとして も。

成長したい。もっともっとスゴい奴に。

自分を自分で褒めることはあまりしない。だけど、今まで生きてきて、色んな楽しいことしてきて、自由にやりたいことやってきて、幸せに生きているのだから、結構凄いって思ってやらなくはならない。

たまには。

だけど、僕はいくつになってもある意味、「陸でなし」と思ってしまうのかも知れない。理想の自分というものには常に遠いから。もっともっとこれから修行をして、沢山学んで、誰かの何かの役に立たないといけないから。だから我武者らに生き急いでしまうんだろう。

ヘトヘトにすぐになりながら。

まだまだ、まだまだだから、休み暇なんてない。修行あるのみ。

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